もし、見たいって人は教えてね。
貴重な画像なので
みてもらいたいのですが、
完全公開はしません。
画像をみて、不快感を持つ方もいらっしゃるでしょうしね。
でも、興味本位でもいいですよ。
骨肉腫ってどんなんだろう?って
興味をもってもらう事はいい事だと
思います。
犬の健康本なんかには、
必ず載ってる骨肉腫。
縁遠いと思っていましたが、
どの犬種や人間でも
がん細胞の発生は、0%ではないって事を
痛感しました。
今日夕方、やっとこさ病理検査結果報告書が届いた。
先週末に発送していただいてから、1週間。
いったい、どこを廻ってきたのやら(笑)
肺・心臓・肝臓・脾臓
画像も一緒にいただきました。
肺には、肉眼で確認出来る腫瘍がありました。
たぶん、無事退院していても脚の腫瘍の
進み具合からもわかるように、
1~2ヶ月で呼吸困難に至っていたでしょう。
トラの腫瘍の悪性度が非常に高いものであったと
伺えるものだそうです。
捻転を起こしていた、脾臓は
50cm以上にも及ぶ大きさになっていました。
先生のトラへの思いがつづられた
お手紙も一緒にいただきました。
「大きな図体でかわいい仕草を
見せてくれていたトラちゃん・・・。」
そうなんだよ、
トラ以上にかわいいグレデンって
おらへんわ。
(飼い主なら、皆一緒だよね~~~爆)
トラが、なくなった後、開腹術を希望しました。
亡くなる直後は、脾臓が腫れて、お腹は
もう、ボールの様に膨らんでました。
亡くなってからも、そのお腹があまりにも苦しそう。
なんとか、してあげたかった・・。
そして、結果、脾臓が捻転してました。
脾臓は、胃や腸に比べると小さいので、
捻転はまれな事。
エコーだけでは、捻転を特定することが出来ず、
CTなら確認できたんだけど、麻酔すら出来ない状態。
胃捻転の場合は急激に腫れるので
特定しやすいのかな?
脾臓は徐々に機能が低下していくので
判断しずらいみたいですね。
しかし、トラの場合はもともと脾臓が大きめだったのかも
何らかの疾患で脾臓が大きくなったのか、検査中です。
先生方も、捻転に気付いてあげられなかった。と、
さぞ、お辛かったことでしょう。
ましてや、飼い主の私に言うのも。。。
胸の深い犬種はもともと、捻転をお越しやすいのは言うまでもなく。
断脚をして、一旦は立って食事や排泄も自分で出きるほどになって
いたんですが。。。
と、ここが問題です。
脚がなくなったことで、今までとは違う動きをしなくては
なりません。
トラも、座ったり、立ったりと。。。包帯もお腹周りに巻くので
お腹の筋肉や動きに対しての、様々の要素があるわけです。
術後は痛みのせいもあってそんなに動かなくても、
元気になるにつれて、動くわけですよ。
はじめは、お利口ちゃんだったんで、エリザベスカラーも
とってもらってたんですが、やっぱり、包帯なんかが気になりだして
おいたしちゃったりしたんです。
お尻の方に顔を持って行くって事は、お腹がよじれるわけですよね。
そう、今回はよく動くようになってからの、事でしたからね。
私も、面会のたびに、カラーやリードを外してしまいました。
でも、そこはやはり、ぐっとがまんして、安静にしていないと
いけなかったのかなぁ。
大型犬種は、こういった体の形態が変ってしまうような
手術の場合、こういった、捻転なんかも想定しないと
いけないのかもしれません。
骨肉腫だけでなく、交通事故や様々事故で脚を断脚しなくては
ならなくなった場合、気をつけてあげなくてはなりませんね。
ひとつひとつ、こういった事がわかってくれば、
トラちゃんも許してくれるかな?
他の臓器も検査中です。
骨肉腫と言うことで、他の臓器への転移
もしくは、その他の疾患もわかるかもしれません。
先生、本当にありがとうございました。
先生の「トラちゃんに、勉強させていただきました」
の言葉は、今後私たち飼い主の、大きな希望です。
ん?言い方変やな。安心感?違うか、期待?
ま、ペットの医学は、先生、飼い主、動物。の
3者で進んでいかなくてはいけないのでしょうね。
一つ、ペットの病気は早期発見。
見つけられる、わかってあげらるのは飼い主。
「一番初めのトクターは、飼い主です」っと、
言っても過言ではないでしょう。
そうそう、トラをお迎えに行ったときに、
枕元に、リンとお線香、花束が手向けられて、
そのリンを「チーン」って鳴らしたら、
他の入院してた、ワンちゃんたちが一斉に
「わお~~ん」って遠吠えしたのよ。
感動で、涙がでたわ。
あっという間の1週間でした。
トラ5才10ヶ月。
ちょっと、早めじゃないの?
病院から戻り、一晩事務所で添い寝・・・。
本当は2階へあげたかったけど、あまりの重さに無理でした(爆)
タービンやコマク、ヒメは1度だけトラに近づき
クンクンとすると、後は何もなかった様に側を通り過ぎるだけでした。
そして、翌日23日まるで眠っているように
穏やかな顔。
みんなから、頂いたお花、おやつ。
持たせてあげました。
ヤクルトも持たせてあげようと思ったら、
ダメダシくらいました(爆)
※基本液体は、NGです。。
羽が生えたトラちゃんは、49日までは
たぶんみんなの所、うろうろしますので、
宜しく。。
おっと!!できました!
ホネホネ、デーン!
焼きたてアツアツは、右向き!
そうです!今回もしっかり両面焼き!!
「お骨はどうされますか?」
「オール、テイクアウト」
パンチん時は、Lサイズ木箱2個でしたが、
トラは、さすが骨多いんで、骨壷LとSです(爆)
パンチの時は、なかなか土へ戻してあげれなくて
一年以上、抱えてて、骨を組み上げて
博物館の恐竜みたいにしてやろうと思ってたど(まじで)
みんなに、「ちゃんと帰してあげないとだめだよ~」って
言われて、シブシブ庭の木の元へ帰してあげました。
(しぶしぶかい!)
でも、トラは49日過ぎたらちゃんとパンチの隣においてあげますよ。
上の写真は、病院へ行く前。
車が好きだったんで、トイレに行ってから!ってのに、
全然降りようとしなくてさ~。
こんなお別れの仕方になるなんて、
思ってもみやんだけど。。。
なんか、直に戻って来る気がするわ。
お別れの最後の言葉が
「直に、戻っておいで!」やったからね~
あ、成仏できんくなる?
1週間、トラとアタシを支えてくれた、みんな!
ありがおと!!
今後も宜しくね~~!
え?お迎え?って?
うん、実はトラちゃんうちに帰ってません。
まだ、トラはおうちには
いないんです。
トラちゃんのお腹、最後には、パンパンにふくれちゃって
苦しそうで、苦しそうで。なんとか楽ちんにしてあげたかった。
だから、お腹の中を調べてもらう事にしたの。
エコーで脾臓に影が見られて、
先生曰く「もし許されることなら、直にでも脾臓を取ってしまいたい」って
でも、貧血症状でメスどころか、麻酔も出来ない状態だったので、
後は自己回復を待ち、経過次第でオペを・・。ってとこでした。
息を引き取ってから、
針をさしても、もう空気が抜けないし、
でも、あまりにも苦しそうなので、
お腹を元にもどしてあげたかったの。
胃の中には、体調が良い時に食べただろう
物がどこへもいけず、映っていて。
脾臓のはれで、色んなところが圧迫機能障害を
起こしてるようだった。
で、先生にお願いしたんです。
日本だとかわいそうなので、解剖はやめて。が
殆ど、で、先生自身も
「僕も担当医としてずっと看ていると情が移ってしまって、
なかなかメスを入れられず・・・。」
そりゃ、そうだよね。かわいい子を亡くした時に
「解剖させてくれませんか?」なんて、
普通言えんよな~~。
「その辺が海外に比べて獣医学の進みが遅い
原因の一つでもあるんです」と・・・。
トラの原因として、現在考えられることは、
「脾臓に転移していた」くらいです。
もしくは、もともと脾臓疾患があったのかも、
そこへ抗癌剤の影響が悪い方向にでたのかも。です。
そういえば、除草剤事故の時も、エコーで
トラの脾臓普通より大きいって言われたんだった。
エコーに移っている、脾臓の影が肉腫であれば
本来、骨肉腫は肺への転移が一番に考えられ
トラも肺のCTはとったんですが、肺への転移は
なかった。
もし、その時、臓器も全て撮っていて、
転移が確認できていれば、脚と共に脾臓も摘出し
今回のような事は避けられた可能性もあるのかも。
なので、それをはっきりさせる事と
もっと違うことがわかるかもしれないし、
犬種が犬種だけに、
現在骨肉腫と闘っている子たちに、今すぐ約には立たなくても
こういう事の積み重ねで、今後、どこかで役にたてれば、
ヒメだっていつ、なるかもしれないし。
同じ病になった時、選択手段が沢山あった方がいい。
かな。と思って。
さ、行ってきますね。
明日。11時に羽が生えて飛んできます。
それまでは、添い寝させてくれ。
みんな、応援ありがとう!
0:30分 トラは、パンチの居るところへ
行きました。
今朝の血液検査で
昨日まで551だったGPT値
が、5000以上で計測不可能な状態
持っていったヤクルトを
ティッシュに含ませて
口で搾ってあげたら少し
飲みました。
そして、立ち上がって
場所を移動しました。
夕方、レイラままが到着。
23:00入れ替わりで
社長とコマッタちゃんが到着。
そして、みんなが帰った直後
アタシの腕の中で、眠りました。
よく、がんばったね。
さて。
もう、今日の事ですが、
三重テレビ 18:00~18:55放送
「とってもワクドキ!」の
「ワンニャンえにっき」と、言うコーナーに
アタシの相棒達がでます。
トラは、療養中って事で
点滴の時の写真がでるかも?
おっさん顔かな?
昨日の日曜日は、(社)日本愛玩動物協会 三重支部の
ワンちゃんのお手入れ教室ってのが、あって
員弁郡までヒメと行ってきたんのよ~。
が、道を間違えて1時間遅刻ぅ。
ま、よくある話(コラっ)
で、夕方は同じ骨肉腫仲間の(コラっ)ニューファンのレイラままと
一緒に、トラの面会にいったんだ~。
経過もいいみたいでね、なでなでしてもらってて。
あ、ご飯ちょっと残してたけどね。
帰りにも、チョンマゲで遊んでたりして。
退院も近いな~~。
なんて思ってたんですがね。
今日お昼過ぎに、病院から連絡があり、
再度、輸血をする。との事でした。
ダッシュで、ヨーグルトとヤクルトもって走った。
着くと、やはりぐったりしてる。
今朝、食事もとらず、起き上がってこなくて、
貧血と黄疸。
傷口からの出血ではないとのこと。
ただ、GPT/ALP値ががっつり上がって・・。
脾臓が腫れてるって。
輸血のクロスマッチは、完璧ぐらいだったので、
抗癌剤の肝臓へ影響かな?ぐらい、
元気があれば、脾臓摘出手術だけど、
今の状況では、麻酔すら危ないそうで。。
術後5日、後二日もすれば1週間になるので
新しい血液もつくりだしてくれるはず。
持ってきた、ヨーグルト少しとヤクルト2本は
食べてくれました。
それから、4時間位また一緒に横になってました。
落ち着いて、寝てくれたみたいなんで、
そっとトイレに行こうと思ったら、
起きてきて、立ち上がったの。
「ごめん、ごめ~ん、おるから、寝ててぇ」」
ちょうど、点滴の液換えだったんで、
AHTさんにお願いして、トイレにいった
ついで、コンビニへ走ってヤクルト買ってきたら。
1本飲んでくれました。
じ~~と、してんのが嫌になってきたんで、
セルフタイマーなんぞで、遊んでみた。
ええ迷惑やのぉ~(爆)
黄疸は治まらなかったけど、
アタシが動くと、顔上げたり、
立ち上がったり・・。
今は平行線・・。
ひとまず、帰ることにしました。
トラちゃん、明日もヤクルトのもうぜ!!。
ま、なんとかいつもの表情にもどってくれたみたい。
一安心。
今日は土曜日って事もあって、
病院もいっぱい。
昨日の事もあった、お外にでるのはやめて
室内で30分程、一緒にいました。
結構、動くようになったのは、ええんやけど、
立ち上がったりする時に、今までと違う所に
力がはいるんで、肘とかくるぶしとか、節々が
赤くすれてるのよ。
ま、よ~動いてる証拠なんやけど。
立ち上がる時にどうしても肘をついて
前脚にぐっと力を入れたりするからやろね。
帰り際のショットです。
どうよ、この広々とした部屋。
アタシも入院したいぞ(笑)
だんだん、面会に行くのが楽しみになってきたわ。
んで、ヒメはっつと、お天気もいいので、
裏口でまったり、しとります。
さ、今日も懲りずに面会(爆)
今日は到着ちょっと遅れて、6時半過ぎ
面会は7時半までなので、1時間弱だな。
さ、今日はどうかな??
お部屋では、どんな様子なのかな?
と、気になって、そ~~っと、覗いてみた。
おおおおお!!!!!!
立ってるよ!!
さらに、歩いてるよ!!!
ちょうどATさんに、お部屋のシーツ交換とかしてもらってて、
立ってうろうろしてた!
「せんせ~~い!、歩いてる~~!」
「ええ、血小板、赤血球の数値はまだ低いですけど、
出血も、もう大丈夫でしょう、外にいってみます?」
と、リードを渡された。
「ええ!!!いいの!!?」
「まだ、ふらついたりするけど、どうぞ」
「ひゃ~~!行ってきます!」
と、外の駐車場へ出てみた。
まだ、ふらふらやけど、歩いてくれました!
疲れるみたいで、ちょっと進んでは座ったり。
でも、歩いてます!!
すげえ!トラちゃん!
みてるアタシの方が、もう、ハラハラ。
もう、怖くて直に部屋に戻ってきました。
トラも、中へ戻るのはいやじゃないみたいで、
戻ってすぐに、お水をたっぷり飲みました。
ATさんが、ロールスクリーンを下ろしてくれて
部屋で2人で放置プレイです(爆)
でも、やっぱり疲れるんで、直に横になります。
水を沢山飲んだので、お腹がポンポン。
昨日までは、管をとおしてたのでトイレはOK
ウンチはまだ、と言うことで、もう1回だけトイレに
行ってみることにしました。
今度は、少し離れた駐車場まで、座った時に
傷口がすれるといけないと思って、座ろうとすると
支えてあげたりしました。
あまり無理はいけないので、再び部屋へ
流石に疲れるのか、自分から部屋へ入っていきます。
さ、あと10分位で面会時間終わりて、時
あ!!また、血が出てきてしまいました!
「すいま~~~ん!また出血が!!」
ATさんが駆けつけてくれて、まず、患部を圧迫。
「2回目のお散歩が、あかんだんですか?
動かしすぎたんですかね?」
一時和みも、一気に醒めてしまいました。
ATさんに、「どうしよ、どうしよ」と、話してると、先生がきました。
「大丈夫、傷がすれちゃったんでしょう。
「こんなの出血のうちにはいりません」
きっぱり
そうなんです、担当のK先生は、辛口なんです(爆)
実は術後直の面会の時も、
「腰の補助バンドとか、今は要らなくても、
高齢になった時にいりますよね?」の質問に
「いえ、それはないですね」
でました、骨肉腫の飼い主斬り!
で、同じ骨肉腫仲間のニューファンのレイラちゃんの
事も、先生の口からでました。
骨肉腫と診断されてから、1年2ヶ月。断脚せずに
頑張ってる子です。
「レイラちゃんは、奇跡的ですね。
あの子は、本来ならもういません」
再びでました、骨肉腫の飼い主斬り!(爆)
そのときは、「ええ!!なんてことを!!」
と、思ったけど、変に期待を持たせるよりも
適切な回答なのだと思いました。
「テーピングの方法とか覚えた方がいいんですかね?」
と、アタシの質問に、
「この部分の圧迫してするのは難しいんですよ、
その必要はありません、ガーゼ交換が必要な
状況では、帰しませんから」
うわ!当分帰してもらえね~~~!
て、思ったけど、ゆっくり落ち着くまで
24時間体制の病院にいたほうがええわ。
「トラちゃん、ゆっくりさせてもらいぃ」
て、言うてました。
先生の「帰しませんから」って言葉
帰してもらえね~のかよ!っておもたけど
逆に、安心を感じました。
昨日よりも、数段、トラの表情も明るくなったし、
病院でも、かわいがってもらってるようだし。
お利口さんなんで、パラボナアンテナも
外してもらってるし(親ばか)
もうちょっと、ゆっくりさせてもらおうね。
術後の出血は原因は不明、
血小板と赤血球の数値はまだ術前より若干低め
抗癌剤の作用で血小板数が一時減少することも
あるらしいけど、それが原因とか限らないし
ま、もうちょっと落ちついたら、再度聞いてみるとすっか
昨晩は、眠れず・・。
今朝も、血小板の数値の具合で輸血するかどうか。
という事だったので、朝心配で病院へ電話。
「出血も治まったてますし、今日はご飯出しますね」って、
ホッ。。。
で、夕方6時過ぎに病院着。
ドキドキ・・。
すると、晩御飯もらった時だったようで、
立ってる!!
でも、こっちに気が付いて、ふらふらっと歩いてくるの!!
もう、感動通り越して、涙がハクション大魔王級。
で、お部屋に入って、診察時間ぎりぎりまで一緒に部屋にいることにした。
「あ、ご飯食べるとこだったんでしょ?食べな」って言っても
いつになく、子犬みたいに鼻をピーピーならして、
アタシの顔ばっかみてんの。
で、立つ練習にもなるから、自分で食べないとあかんのやけど
思わず手で、一つまみづつやってもた。
でも、食べなくなっちゃって。ひたすら、鼻をピーピー。
床に、一緒に横になって、あっちこっちな、
なでなでしてたら、ウトウトし始めた。
でも、目を覚ますと思い出したかのように
鼻をピーピー。。。
そんなに帰りたいかい・・・。
アタシが、帰り辛いわい!
言葉数も少なく、じぃ~と2人で寝転がってたら
7時半になったんで、明日も来るからって、約束の握手して
なにも声を掛けずに、そ~っと部屋からでて帰りました。
ATさんに、「明日も来ます!よろしく!」
だけ、言って。帰りました。。
でも、まだ自問自答してまう。
残り半~1年、いや、もしかしたら
もっと短いかもしれない時間のために
こんな辛い思いをさせて、しまってよかったのかどうか・・。
いかん、いかん、トラは翌日立ってたんや。
そんな事考えてたら、あかんわ。
ええか、どうかは、退院してきてからの
トラとの時間。。。
その時間、大事にすることだけ考えとこ。。。
今日は断脚手術の日、朝からいい太陽が昇って、
トラもおでかけ気分満々でした。
(朝ごはん抜いてたからお腹すいてたでしょ)
トイレに行ってからと言うのに、車に乗り込んでもう降りてきません。
さ、出発。
AM11:30着手術の準備と点滴を受けます。
おうちから持っていった、マットでおりこうさんにしてくれるんで、
アタシも横でねてしまいました。
そして、4時オペ室へ入っていきました。
手術の間、車へいったり、待合室にいたり、
既に午後の診察は始まっていたので、次から次へと、他県ナンバーの車が入ってきて、
「○○病院から」と受診にきます。
ここはもう最終診療所的存在になるようです。
約2時間半そうこうしていると、呼ばれました。
すごく迷いました。数日は入院になるので、
顔を見せると別れ辛いし、本当のところアタシがトラをみるのが怖かったんだと思います。
そ~っと、中へ入って行くと、トラの後姿見えました。顔は反対向いていましたが、
上げてました。
ホットしたのと、涙がでるのと。。。体が動かせないので、
先生に顔だけこちらに向けてもらいました。
目が合った瞬間、「ゴメン」って、思ってまった。
「なんでこんなことすんの?」ってトラの声が聞こえたような気がしたんです。
受付で、「お値打ち価格でお願いしますよ」なんて冗談言って病院を後にしました。
そして、鈴鹿に戻って約2時間後10時前、病院から携帯に着信。血の気が引きました。
慌ててかけ直すをアレから出血が止まらず、輸血をするとこと、
「今からでも面会に来てください」 仕事集だったんですが、
慌てて病院へ飛び出しました。
車の中で「トラ、行ったらあかんで!待っててや!」ってずっと叫んでました。
と、同時にアタシはなんてことをしてしまったんやろとずっと叫んでました。
余命6ヶ月~長くて1年。
その間だけでも痛みがない様にと断脚の決断をしたのに、
最後のご飯も食べずに痛い辛い怖い思いをさせたままにしてしまう・・・。
「あたし、何してしもんたんや!」 病院へ着いてすぐ、
叫んで駆け込んで行きたかったけど、興奮させると危ないと、思って。
早歩きで黙って入って行きました。
そこには部屋のドア越しに横たわるトラの姿、
足音は聞こえてるはずやのに、まだこっちを振り向きません。
そっとドア開けて、「あ~、お待たせ~~。待ってたぁ」と声を掛けると、
シッポ振ってこっちを向いてくれました。
うつろにアタシを見ました。
もう、右脚はありません。左脚が小刻みに震えています。
横について、色々と話かけるしかできません。
車にあったマットを持ってきて枕代わりしてあげて、
背中や前脚をさすっているとようやく頭を下ろしてくれました。
脚の震えも時々止まるように、なりました。
よかったです。あったかいトラに触れました。
そして、万が一の事を考えて、南病院でオペを受けて正解でした。
地元の病院は夜間無人になるので、その事確認しておいて正解でした。
先生方も数名見えて、輸血にしてもショック反応を起こしてしまう
可能性があるので慎重な話合いで決め手くれたそうです。
普通の病院では、輸血自体がないところでした。
さぞ、痛かったでしょうに、
最初は縛った血管の糸がほどけての出血ではないか、
との事で、縫ったところを再度切開したそうです。
血管ではなかったそうで傷口の出血を止めるためにレーザーで焼いたそうです。
ゴメンね、トラちゃん。ホンマにごめん。
落ち着いたので、私は帰宅しました。 朝、起きなきゃだめよ。