トラが、なくなった後、開腹術を希望しました。
亡くなる直後は、脾臓が腫れて、お腹は
もう、ボールの様に膨らんでました。
亡くなってからも、そのお腹があまりにも苦しそう。
なんとか、してあげたかった・・。
そして、結果、脾臓が捻転してました。
脾臓は、胃や腸に比べると小さいので、
捻転はまれな事。
エコーだけでは、捻転を特定することが出来ず、
CTなら確認できたんだけど、麻酔すら出来ない状態。
胃捻転の場合は急激に腫れるので
特定しやすいのかな?
脾臓は徐々に機能が低下していくので
判断しずらいみたいですね。
しかし、トラの場合はもともと脾臓が大きめだったのかも
何らかの疾患で脾臓が大きくなったのか、検査中です。
先生方も、捻転に気付いてあげられなかった。と、
さぞ、お辛かったことでしょう。
ましてや、飼い主の私に言うのも。。。
胸の深い犬種はもともと、捻転をお越しやすいのは言うまでもなく。
断脚をして、一旦は立って食事や排泄も自分で出きるほどになって
いたんですが。。。
と、ここが問題です。
脚がなくなったことで、今までとは違う動きをしなくては
なりません。
トラも、座ったり、立ったりと。。。包帯もお腹周りに巻くので
お腹の筋肉や動きに対しての、様々の要素があるわけです。
術後は痛みのせいもあってそんなに動かなくても、
元気になるにつれて、動くわけですよ。
はじめは、お利口ちゃんだったんで、エリザベスカラーも
とってもらってたんですが、やっぱり、包帯なんかが気になりだして
おいたしちゃったりしたんです。
お尻の方に顔を持って行くって事は、お腹がよじれるわけですよね。
そう、今回はよく動くようになってからの、事でしたからね。
私も、面会のたびに、カラーやリードを外してしまいました。
でも、そこはやはり、ぐっとがまんして、安静にしていないと
いけなかったのかなぁ。
大型犬種は、こういった体の形態が変ってしまうような
手術の場合、こういった、捻転なんかも想定しないと
いけないのかもしれません。
骨肉腫だけでなく、交通事故や様々事故で脚を断脚しなくては
ならなくなった場合、気をつけてあげなくてはなりませんね。
ひとつひとつ、こういった事がわかってくれば、
トラちゃんも許してくれるかな?
他の臓器も検査中です。
骨肉腫と言うことで、他の臓器への転移
もしくは、その他の疾患もわかるかもしれません。
先生、本当にありがとうございました。
先生の「トラちゃんに、勉強させていただきました」
の言葉は、今後私たち飼い主の、大きな希望です。
ん?言い方変やな。安心感?違うか、期待?
ま、ペットの医学は、先生、飼い主、動物。の
3者で進んでいかなくてはいけないのでしょうね。
一つ、ペットの病気は早期発見。
見つけられる、わかってあげらるのは飼い主。
「一番初めのトクターは、飼い主です」っと、
言っても過言ではないでしょう。
そうそう、トラをお迎えに行ったときに、
枕元に、リンとお線香、花束が手向けられて、
そのリンを「チーン」って鳴らしたら、
他の入院してた、ワンちゃんたちが一斉に
「わお~~ん」って遠吠えしたのよ。
感動で、涙がでたわ。
トラちゃんの検査は
これからのワンちゃん達の役に立ったね。
脾臓って他の臓器に比べると小さいのに
捻転するなんてね。。
梨花の脾臓巻き込み胃捻転で手術した時
結局、脾臓が異常に腫れて巨大化してたから
(実際、見せてもらったら3~4倍くらいに膨らんでたから
切除しちゃったんだけどね。。)
トラ子の場合術後に脾臓負担で腫れあがり
体勢の無理から捻転起こしてたのかもね・・・
先生達が気づけなかった事も、こ~いうケースがあるって
勉強になったと思うな。
投稿情報: ありん | 2008/10/25 09:32
凄くお勉強になります。33さん、トラちゃんありがとう。
脾臓も捻転するのね・・・
安静って言われても私もきっと面会に行ったらフリーにしてると思う
トラちゃん許してくれるかな?って?
トラちゃん怒ってなんていないよ~。
ありがとう~って言うてるよ!
投稿情報: ティガー母 | 2008/10/25 22:08
>ありん さま
脾臓は大人になったら切除しちゃっても大丈夫なんだって、だから先生も出きることなら、とってあげたいってがわかるわぁ。たぶん先生の方がショックだったと思うな~。
>ティガー母さま
ワンコって飼い主が喜ぶとしちゃうって、習性をすっかり忘れてたわ(爆) やっぱり添い寝が一番の薬か?(笑)
投稿情報: mimi | 2008/10/26 18:15