動物が好き、それ以上に飼っている人も好き
「ホントに動物が好きなんやな~」
よく言われます。
好きです。
東北地方太平洋沖地震、ここも揺れました。
すごく気持ち悪い揺れ方で、
「あれ?めまいかな?」って思うくらい。
兵庫県南部地震の時は、棚の物が倒れたり
落ちたりしましたが、東日本の地震はそういうことは
なかった。
アヒル用の水槽をみたら、大きく波打ってたので
なんかいやな感じがした。
ネットやテレビで地震速報が続々。
「やばい、やばい」と思うだけで遠方からは何も出来ない。
もし、今あたしが同じ状況なら、
親、子供の事、仕事の事、色々考えると
ペットの事なんてほっておかざるえないでしょう。
ん、だったらペットを飼っている人のペットを
預かってあげたら、心配することなく、人的復旧に
集中できるんじゃないかな?て、思った。
「地震翌日に現地入りして、猫を保護しました!」なんて
動物愛護団体なんかもいましたが、「それはちがうでしょう」
それこそ人道に反します。
色々な場所にボランティア申請したものの、
最終的には石巻市になったわけです。
最初は、飼い主とはぐれた動物ばかりかな?
と、思ってたら、そうではありませんでした。
復旧作業に昼夜問わず活動している方が
犬、猫を預けにくるのです。
毎日、犬猫に会いにくる飼い主さんもいますし、
本来であれば、最後の時間を飼い主さんと向かえたであろう
癌末期の犬もいました。
一緒の暮らす事が出来なくなった動物は家族と最後の
お別れをし、その家族のお子さんが「いやだ~~!!」
と、泣き叫んでいたり。
心が痛くなりました。
動物の保護と聞くと、
「人が先だろ、なにやってんだ」
非難される事が多いのですが、
ただ単に保護をしてるわけではない。
と言う事を知っていただきたいと思います。
野生動物ではなく、愛玩動物の背景には
必ず人がいます。
動物の管理に関しては、環境省。
保護場所確保は、国土交通省。
しかし、主となって活動するのは、
獣医師会で、獣医の先生方です。
災害が、発生した地域はインフラが遮断されるので
現地での初動は難しいと思います。
災害が発生した時は、被災してない地域からの
専門分野のスタッフがいち早く現地での活動をする事が
必要だと思いました。
常に助け合える体制を整える。
これがネットワークじゃないですかね。
あ、あたしがなんでボランティアしたかっつと、
自身と置き換えると、うちのワンコをニャンコを
預かってくれたら、めっちゃ助かるし嬉しいもん。
ただそんだけ。
つづく・・・。