以前、グレートデーンがノーリードで散歩中
人を襲ったという、事件がありました。
愛知県でグレートデーンを5匹飼っていて、
飼い主の不注意から、デーンが散歩中
人を噛み、ケガをさせた・・・。ってやつ。
超デッカイ犬、グレデンが狂犬だ。
と、言わんばかりの報道でした。
その後、その5匹は施設へ送られた。
とまでは、聞いていたのですが、
先日、mixi内のコミュで
里親を探している情報がありました。
5匹のうち、2匹はパルボでなくなったそうです。
で、3匹が、処分まであと、3ヶ月。
来年3月末まで、施設に保護されているそうで。
そのうち、1匹は体調が悪く、食欲不振を繰り返し、
現在、激痩しているそうだ。
たぶん、ブラックの子だろう。
「黒子ちゃん、アタシの子になるかい?」
アタシが、里親にこだわる理由。
実はアタシ中学になるまでに、3匹の犬を
不幸にしている。
まず、1匹目、まだ小学2年の頃、
トイレ共同、風呂なし、電話なしで、
母と2人で6畳一間のアパートに住んでいた。
母は新聞配達等、仕事で殆ど家にはおらず、
早朝の新聞配達で、道端に動けなくなっている
生き物を拾って帰って来る事が多かった。
犬、猫、雀、昆虫、コウモリ・・・・その他。
1人っ子のアタシは、そんな子達と過ごす事が
多かった。
放課後、学校の図書室で「○○の飼育の仕方」
なんて本を読んで、帰って餌をやったりしていた。
元気になると、リリースしたり、そのまま亡くなる子もいた。
そんな中、1匹の子犬を窓の下にダンボールへ入れて
飼ったときがあった。アパートはペット禁止なんだけど、
同じアパートの住人さんたちは、誰一人文句を言う事なく、
「元気になってきたかい?」と声を掛けてくれる人ばかりだった。
その子を、連れてきてすぐ、父と3人で暮らす事になり(再婚である)、
引越しをする事になった、その子は近所の家のおばちゃんに
引き取ってもらうことになった。
1年後だったかな、その家に行った。
「おばちゃん!ペコ元気?」と、聞くと、
裏庭へ案内されたて、一言。
「近くに行ったら、あかんよ、噛むよ」
アタシに向かって、盛んに吠えてるのを見て。
ショックだった。
小屋の側には、ウンチ、ご飯がこびり付き取っ手の外れた雪平鍋。
毛玉だらけであった。
一緒に連れていったら、こんな事にならかったのに、
と、今でも思ったりする。
2匹目は、親子3人で暮らしだして2年ほど小学校4年の時、
何気に裏庭を見ると、タロに知らない誰かが何か与えている。
「あ!知らんおじさんが、タロになんかやっとる」
その一言で大騒ぎになり、警察まできた。
その頃近所では、覗き魔が多発していて、
たぶん犬が鳴かないように、餌を与えていたらしい。
「そんな、番犬にならん犬はいらん」と、
母が仕事中で、アタシが学校へ行っている間に、父が施設へ連れていったそうだ。
アタシが見たこと、いわなかったら・・・と、父を恨んだ事もあったが、
近所の事もあって、30年近く前のことだから、飼いづらかったのだろう。
そして、3匹目。
中学1年になって、お隣のワンコの子を1匹引き取った。
しかし、家の立替で、数ヶ月近所の空家へ引っ越す事になったが、
犬は禁止とされていた。
アタシは、その犬を家の中に入れた。
「中に入れてたら、わからへんわ!」
が、しかし、またアタシが学校へ行ってる間に
父が、「名古屋港の野良犬がいっぱい居る所に
放してきた」と言う。
激怒して、暴れまくったのを今でも覚えてる。
日曜日、一人で名港まで探しに行った事もあった、
中一になって、お小遣い握りしめて、その事流行った、
占い喫茶へ行って、友達は好きな子との相性なんて占ってもらってる
が、あたしはワンコはどこか?と占ってもらった
事もあった。占い師は「今も仲間と一緒に元気だよ」
その時は、ちょっと救われたが、今になってみれば
たぶん施設だったんだろう。
全て、雑種だったが、ラブくらいの多きさは
あった。だから、どこの家も庭付きの大きな
家に住んでいるわけでもないので、大きな犬を
数ヶ月預かるなんて、頼みずらかったし、無理
だったのかもしれない。
アタシは何処かで、この事を償いたいだろうと思っている。
結局はしてしまった事の、正当化にしかならいが。
はっきり言って、父を恨んでた。
でも、その父も今年66才にして、
認知症を発症してしまい、今はまだ生活には
支障がない程度でいるが、
本人には内緒で、ごまかし、ごまかしで検査や病院に
連れて行くが、その都度、昔の事を思い出して
話してくるようになった。
そうなのである、育ててくれて、
今の私が居るのは、父母のおかげである。
39にしてやっと、気付く。
そして、17、18歳の長女、長男とは
現在、心の擦れ違いな毎日で、
先日も長女と大喧嘩した時に、
「犬のことばっかり!」と涙された時は
ショックであった。
でも、我が子も、わかってくれる時がくるのかな?
と、自分のしている事に自問自答である。
クリスマスの飾りを買いに100円ショップへ行った時
トラのぬいぐるみを手にしたとたん、涙出てきて、
カッコ悪いから、慌てて棚にもどしてまったわ。
子供の頃って、ど~にも自分では出来ない事がいっぱいあるよね。
あたしも神社の木の穴で捨て犬育ててたら同級生にチクられて
先生に見つかって処分されたり
河原の、ほったて小屋みたいな所に
捨て犬、いっぱい拾ってきては給食の残りを持っていってたら
また、同級生にチクられて先生にバレて処分されて・・・・
そんな繰り返しして可哀想な事をしてきたように思う。。。
けど、子供のあたしが出来る精一杯の事だったんだよ。
mimiちゃんの子供の頃の気持ちも今の気持ちも
わかる気がするんよ^^
投稿情報: ありん | 2008/12/29 10:07
昔から虐待っぽいのって、あったよね。
小学ん時、中学生が子猫に石投げてた、同じ町内で知ってたけど、「誰にもいうなよ!」って、言われてそれまでやったし。
それは、そうとパルボって1年位掛けて治療するらしいけど、もし、そうなら一緒にいた 他のワンコって危険やんね。
投稿情報: mimi | 2008/12/30 14:32
mimiさん・・・・・みんなそうだと・・・・・(涙)
自分が大きくなり、子育てをしてやっと気がつくのさ!!!
大丈夫!mimiジュニアはちゃんと育ってます。
そんなに悪い子達じゃないから~
投稿情報: くぅーまま | 2009/01/05 08:57
>くぅーままさま
うんうん、うちのチビたちも、むちゃくちゃ悪い奴とは違うとおもうんやけどな~。(笑)
投稿情報: mimi | 2009/01/07 11:47
mimiさん~
yayoですよ~
今年もよろしくお願い致します
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何だかブログ拝見していて
ジーンときてしまいました
(´・д・`)
mimiさんが明るく前向きに活動されているのも
このような経験があったからなのですね
>「犬のことばっかり!」と涙された時は
>ショックであった。
幾つになっても親に注目していて欲しい!
一番でありたい!そういう気持ちからです
ペットのお世話は大変です。
やっている本人たちは生活の忙しい中、段取りとってやっているのですが
子供達から見れば「先にご飯やってよ」と
優先して欲しくなるのでしょうね~
またきますね
(´-`)
投稿情報: yayo | 2009/01/09 16:13
>yayoさま
ことよろです!ハナはお蔭様で元気です。夏に通院完了したと同時にトラが逝ってしまったんで、ハナのまとめができてなくて(汗)
ペレットを撒いてわざと歩かせて食べたりと、ちょいと不自由ですが自分で歩けます。動画もアップしなきゃね!
今年も行くわよ!アヒサミ!
投稿情報: mimi | 2009/01/12 03:43